現役感
2016/10/30
ヴォーグJAPANなんてハイソでハイファッションでモードな雑誌を頂いた。興味を引いたのはアンチエイジングのページ。その中に「現役感を感じさせるボディラインの維持」という記事があった。
うーむ、確かに、ボディラインの維持はいろんな意味で現役感があるのかも。節制せずに好きなだけ食べるーなんて生活は現役というよりも退役だし、まだまだビキニ着たいのよ願望は若い時よりももっと切に現役を求めているような気もする。
そして思い返すと、顔が多少あれこれ個性的でも、ボディラインが美しければ少々の独特さなど押しやる強さがある。わかる人は分かると思うが、ジゼルブンシェンは美人系キャンディススワンポールやかわいい系リンジーエリンソンに比べれば顔は特に評価されてないのに、世界一稼ぐモデルの称号を長く獲得し続けているしブラジル大統領が「私よりも世界に名前が知られているブラジル人」として紹介するお人。
ジゼルは10代前半からモデルとして厳しい肉体管理を初めて早20年超、さすがに年齢による変化はあるもののほとんど変わらないボディラインはランウエイモデルを引退した今だに現役感を漂わせ、本人もインスタなどでトレーニング中の写真を投稿することもある。
現役感、にこだわっているのだ。
自分を振り返るとつい「40代から始めるなんてマア無理」「太りやすいのは遺伝だし」と全くのなげやりな態度が見えてくる。しばらく前に「体重を**kgにする」と目標を立ててトレーニングを頑張っていた時期もあったが今は「ちょっと小休止~」と言いながら小ではなく完全休止状態になってしまっている。
全く現役感ゼロの自分。
簡単かつゴロゴロで出来る
こんな体操でそれなりに維持出来てると自画自賛してるとは全く甘いのでないか。維持というのはどれぐらいかというと36号でちょうどいいぐらい。
もちろん、簡単な体操で維持できるのなら万々歳じゃないか、という声もあるだろうが、「現役感」にこだわったものとはやはり仕上がりが違うだろう。求める目標が高くなければ光らないのだ。光らなければ「そこそこ、マアマア」の中に埋もれてしまう。大勢の中の一人でない現役感や個性や独自性を出すにはやはり切磋琢磨するしかない。
もうなんだか職人の世界の発言だが。
ジゼルほどのハングリーさも焦燥感もガッツもないけど、私も「現役感」にこだわりたいと思う。と久しぶりにモチベーションの挙がったVogueの記事だった。