越境EC現地代理店活動日記

タイ・バンコクを拠点とし、世界各国向けECサイトを運営

仕事について思う事

自分の常識を疑い時流に合わせて

その昔添乗員の頃は「お客さんの前では寝るな食べるな傘射すな」と言われていました。それがJTBの添乗員の鉄則みたいなところがありました。トイレさえ行けないこともよくありました。行程中にゆっくり個室に籠もれるのは唯一飛行機の中。その癖は添乗員を辞めて15年経っても取れず、自分で旅行というリラックスしたシチュエーションでも飛行機に乗らないと出ないというおかしなことに。

そんな20世紀当時の添乗員はカメラで何か撮っていようものならツアー終了後にお経のような切れ目のないFAXが延々ベロベロ出てきて「ご自分の観光旅行と勘違いしておられる添乗員とはいかがなものか」などのご意見を頂いたものでした。仕事中に私的なことをするのはプロではないという意識も添乗員の仕事で培われ、編集長時代も取材中のスタッフの携帯での私的な撮影などは一切許していませんでした。

それが正しいと思っていましたが、「それは本当に正しい姿勢なのか」と最近「自分にとっての常識」を省みています。

今や電話とカメラが一緒になり、SNSで誰もが自由に発信できる状況、一人一人が大勢の人と知り合いであり、個人名義のSNSでさえ大きな露出先となります。

こうなってくると取材先に一言「スタッフの携帯でも少し撮らせてください。メインの写真は私が撮ったものを掲載させますが、本人にも生き生きしたコメントを書かせるため少し撮影を楽しませるのもご容赦ください」と言ったり、仕事先で珍しい風景に遭遇した際は「これも実績として掲示しますのでレコード取らせてください」などと言い撮影します。

いくつかある協業先で「写真なんか撮ってはダメだ」的に言われましたが今やなんでも「どういうものか写真やHPで視覚的確認をしたい」という要望ばかりなのでここで撮って置かないのは機会損失と思い、すいませーんといいながら撮ってました。これだって別にすべてが私的な撮影というわけではないのですが、仕事中に仕事含め私的含め罪悪感無しでした。

我ながら大きな変化ですし、「自分の常識を疑う」、若くないからと拒否を示さず「時流に合わせて一歩踏み出す」の実感がありました。

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