越境EC現地代理店活動日記

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共同経営の難しさ

2017/02/23

2015年12月31日を持って私の会社は共同経営者をなくしました。相手はそれまで良い友人でしたし、今後も私の会社の関係のない部分での付き合いも継続するため、いろいろありつつもとにかくこちらは口をつぐみ放棄するものだけ放棄してもらいました。

共同経営の問題は何といってもお金です。現実的ですね。別れの表向きの理由は「方向性が違うと気が付いた」とか「別のやりたいことが出来た」などですが、はっきり言って「売上がない中で誰が会社の経費を負担するのか」ですね。

オフィスの家賃、光熱費、月次会計費、携帯電話とインターネット代、スタッフ給与、最低でもタイ人4名分の強制加入の社会保険料。このあたりは否が応でも毎月固定でかかります。もう少し余裕があれば年次会計費を月割りにして予算積立、ビザと労働許可書の更新代も月割りにして予算積立が出来るといいですね。

どれくらいの経費が掛かるのかはもちろん会社それぞれです。設立当初からこれらの費用が問題なく捻出できるビジネスがあれば問題ないのですが、誰かが一方的に負担している状況が発生しやすいものです。

最初は「会社のため」と思うのですがそれが数か月続くと「あれ、別にパートナー要らないんじゃない?」と思ってしまうともう続きません。ここに「経費持たないくせに文句ばっかり言ってくる」などのオプションがあると分裂のスピードはさらに上がります。そして「儲からないしもう会社閉鎖しようかなー」なんて言われると「設立経費は誰が出したかわかってるのか、今までの経費は誰が払っていたのかわかっているのか、勝手なことを言うな」と無言で怒りがわきあがりつつ落ち着いて笑顔で「んー、私は法人必要なので法人所有を放棄してくれる?」と退職勧告となります。

私の会社だけでなく、取引先でも同じようなことがあったようです。海外で人と会社を立ち上げて働くというのに避けることが出来ない現象なんでしょうね。

私の会社の場合、面白いことに、何もしなかったパートナーを2015年12月31日で退職させたのち、プロジェクトがいくつか決まりその後心配のない状態で運営出来ています。
逆に、パートナーがいるときこの状態であればパートナーは会社を放棄しなかったでしょう。会社も売上も私一人のものとならなかったのです。私としては一時期は辛い負担であったしパートナーを不要とする大きな決断でしたが、今からみるとその時期に売り上げがなかったことは非常に幸運だったわけです。

私の人生の座右の銘に「人間万事塞翁が馬」があります。この時のことはまさにこの座右の銘のようですね。

 

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