越境EC現地代理店活動日記

タイ・バンコクを拠点とし、世界各国向けECサイトを運営

仕事について思う事 日本以外のものをタイへ 日本以外の物をASEANへ

翻訳者に告げるべきかどうか悩む

2017/12/31

悩んだのは「最初にタイ語翻訳を行った翻訳者/旧部下にそのことを告げるべきかどうか」でした。

元同僚の日本人女性に相談すると「仕事のことだから遠慮なく言えばいい」と言う回答でした。

そうだよね、、、翻訳代は払ったけどもはっきり言って全部無駄になったし、豊富な資金があるわけじゃない中で時間もお金も無駄になった、とは言うべきだよね。

返金は求めないけどもそういうことがあった、と言うのは知らせておくべき、として連絡しました。

返答は「自分一人で行ったのではなく、複数で対応したのでどうのこうの」でした。

こちらが「内容を編集しながらお願いしたい、出来るのはあなた一人しかいない」として発注した事に対応していないじゃないか。

複数で対応すればするほど一つの事象を表す単語も複数出てくるだろうし、表現統一などできなくて文章としてぐちゃぐちゃになる。

ある箇所は細かく、ある箇所は適当と説明の濃淡にムラが出るし。

なるほど、全面やり直しの理由は沢山あったのだろうけど、それも一つの理由だったんだろうと思いました。

しかも、費用についてですが、これら”フリーランス”に依頼するのと、翻訳会社を通して依頼するのでは費用は35%ほどフリーランスのほうが高かった。

それにもかかわらず全面やり直し。

この件についてはとあるタイ語が物凄くうまい日本人の方から「フリーランスで日本語翻訳と言うのは非常に玉石混交の状態です。

値段が高く品質が低い、発注者は自分では読めないのでそのままになっている、と言う悲惨な状況も良くあります。」とコメントまで頂いてしまいました、、。

この記事は事件が起きた半年後に書いていますが、現在でも多言語展開で翻訳業務は続いています。

他言語になるとインターネットを通して翻訳会社を探しフリーランスを探し、になります。費用は気にある点ではあります。

しかし「決してフリーランスのほうが安いというわけではない」と言うのも改めて思うところです。

フリーランスだけが要因ではなく、今思えば、イマイチの最大の要因は日本語のHPをそのまま訳したことだったような。

日本語の原板が悪いのではなく、現地人の読解能力を加味して内容をそぎ落とす、簡略にする、文字でなくビジュアル化する、という点です。

それについては、時系列的にはこの後またすったもんだがありますが、英語版が出来た段階ですべての言語用ひな形としました。

なぜひな形が英語かというと、日本語の読み書きできる現地人と言うのは非常に少ないのですが、

英語なら選択肢も豊富ですし価格も日本語ほど無茶な値段が付くわけではありません。

また、日本国内で翻訳会社を探すとレア言語であればあるほどものすごく高くなる、というのも悩みどころですが英語-現地語なら費用を抑えることは可能です。

もちろん、まずは英語への展開が必要ですが、その費用をかけたとしても多言語展開を考えるなら結果的には安くつくのでは、と思います。

字を読むのが苦痛と言うのはタイのみならずアセアンに共通する傾向と思います。

「AHCをご利用いただいて脇の汗が止まって快適!という喜びの声」なんてのは訳は出来ますが読むほうが「???」になるようです。

ここは「お客様の声」だけにする、など編集業務も必要です。

簡単でいいんです、字を読まない人たちなので。ここが字を書く字を追うことが好きな日本人と違う点です。

私も痛い勉強代ではありましたが、大きな勉強になりました。

文字を好んで読んで情報をよく知ってほしい、いうのは悪いわけではないけども

「読みたい人向けにそういうページを作る」「みんなが来るLPになるようなページは絵でサマリーを表現し興味ある人はジャンプしてもらう」「出来る限り絵で描く」など、

文盲との接触だと思って設計するといいのかもしれません。

ちなみに「LPはサマリーのみ」「出来るだけ絵で」の一例

これに「詳しくはここをクリック」としてここへ飛ぶようにしました。

また、自分は読めなくとも、スタッフなどに任せずグーグル翻訳などで自分で内容確認する事を痛感しました。

私の場合、旧部下かつ社内スタッフでの確認でしたのでダブル信用していた、というのも大きな敗因でした、、。

-仕事について思う事, 日本以外のものをタイへ, 日本以外の物をASEANへ